便秘とはどんな状態なの?

便秘になり、便がスムーズに出ないのは本当にツライですよね。

なにせ、毎日食事で食べた物の一部は、カラダに吸収される事なく、必ず便となり排出されます。しかし、便秘になってしまうと、その便の排出がうまくいかず、食べても出ない状態が続くのです。

生きるためには毎日のご飯は必須。でも、食べても出ないとなると、下腹が溜まった便でパンパンに張っている状態になります。

この状態はとても苦しく、最悪の場合嘔吐する場合も。なので、そうなる前に薬で出すしかありません。

便秘になり、そんな悪循環に陥ってしまっている人はとっても多いのです。

そこで今回は、便秘の基礎知識についてご紹介いたします。

【快便と便秘の違いは、排便リズムと便の状態で判断します】

≪排便リズム≫

排便リズムとは、便を排出するタイミングの事。1~2日以内に1回程度の排便があれば、最適な排便リズムだと言えます。

あるいは、2日に1回程度の排便の場合でも、このリズムで毎回快適に排便があるのなら、それはその人にとっての最適な排便リズムだと言えます。

しかし、排便の状態が思わしくない場合には、便秘の可能性は否定できません。

また、3日程度あるいはそれ以上排便がない場合には、排便リズムに問題がある、つまり、便秘の可能性が考えられます。

≪便の状態≫

便の状態が適度に柔らかく・まとまった状態でスッキリ出てくるならば、便の状態は良好だと言えます。

しかし、草食動物のようなコロコロの便が出る・便意があっても硬くて出ない、粘度が高く排便しにくい・便が出た後でも便が残っているような気がする・お腹にいつも便が溜まっている気がする・お腹が重い。

これらの状態に当てはまるようであれば、便の状態が思わしくない、つまり、便秘の状態になっていると考えられます。

つまり、快便とは、適度なリズムで良い状態の便が出る事を指していて、便秘とは、排便のリズムが悪い・便の状態が悪い・あるいはその両方である事を指しています。

≪私は便秘?チェック方法≫

私は絶対に便秘である!そう自覚がある人ならば、医師に相談する・薬で対処する等の方法を選択するのだと思います。

しかし、便秘なのカナ?という、微妙な状態にあるならば、まずは便秘か便秘ではないのか、医師にかかるべき状態なのか、薬で様子をみても良い状態なのか、気になるところですよね。

そこで、便秘についてのセルフチェックの方法をご紹介したいと思います。1個でも当てはまれば、便秘と考えて間違いありませんので、何らかの対処を行う方向で考えてみましょう。

  • 排便間隔が3日以上
  • 排便しても便意がのこる
  • 便が硬くて出にくい。
  • ころころした便が出るだけで、かたまった状態の便はあまり出ない。
  • 粘度の高い便が出るので、すっきり感がない。

≪便秘にも種類があります≫

一言で便秘といっても、慢性便秘と急性便秘の2種類に分かれます。

これを更に細かく分けると、慢性便秘で4種類、急性便秘で2種類、合計6種類に分類されます。ここでは、それら6種類について簡潔にご紹介いたします。

〈慢性便秘の種類と状態〉

■弛緩性便秘

弛緩性便秘になると、お腹がはって苦しい状態になります。

この弛緩性便秘になると、腸の活動が鈍くなるため、便の出が悪くなるのです。主な原因は、加齢による筋力の低下が考えられます。

そのため、弛緩性便秘は高齢者・運動不足気味の人・女性に多いのが特徴です。

■直腸性便秘

直性便秘の特徴は、便意を感じにくい事。なので、何日も便意を感じないならば、この直腸性便秘の可能性が高いと言えます。

直腸性便秘の人の中には、薬などて意図的に便意を起こさなければ、自力では全く便意を感じないといった重症の人もいるのです。

通常、直腸が便意を感じて、そのサインを脳に伝えるのですが、その伝達がうまくいかない事が、この直腸性便秘の原因です。

直腸性便秘は、忙しい人に多いという傾向にあります。最初は普通に感じていた便意を、多忙な生活の中でガマンする事が増え、次第に便意を感じなくなってしまったというのが、この直腸性便秘を発症するパターンになっています。

便意はガマンしない。これはとっても大切な事なのです。

■けいれん性便秘

草食動物のようなころころした硬い便が出る。あるいは、便秘と下痢を繰り返している。そんな状態の人ならば、このけいれん性便秘だと考えられます。

このけいれん性便秘の原因は、何らかの理由で腸が過敏になり、けいれんを起こす事が原因で腸の働きに問題が起こり、便の状態が悪化する事で起こっている便秘です。

ストレスなど、心意的な事がけいれん性便秘の一因だとされています。

■症候性便秘

症候性便秘の場合も、便秘と下痢を繰りかえす傾向にありますので、けいれん性便秘と間違える事も少なくありません。

しかし、この症候性便秘には、便意以外の体調不良・便意の時の吐き気・おう吐・痛みの強さなどをともないますので、それらの症状で区別します。

この症候性便秘には、別の病気が隠れているので絶対に見逃してはいけません。便秘の原因になっている病気の中には、命に係わるような病気の可能性も考えられますので、早急に医療機関で受診し、その原因を突き止めなければいけません。

〈急性便秘の種類と状態〉

■一過性単純性便秘

引越や転勤など、一時的にストレスを感じた時に起こるのが、この一過性便秘です。新しい環境に慣れた頃、自然と便秘も解消しますので、特に心配する必要はありません。

■症候性便秘

慢性の症候性便秘同様で、別の病気の可能性を考える必要があります。排便の状態や排便時の体調・普段の体調などをしっかりと観察して、医療機関での相談材料にしましょう。

【まとめ】

今回は、便秘の基礎知識についてご紹介いたしました。

便秘には、慢性タイプと急性タイプがあり、その時の体調・ストレス・精神状態・食べものなど、様々な要因でそのタイプが分かれる事が分かりました。

その中には、悪性の病気が隠れている場合もありますので、まずは自分の便秘の状態を正確に把握する事が大切です。

そして、安全だと確信できる場合は生活習慣の改善・便秘薬での対処などで改善を目指しましょう。

もし、そうではなく心配な状態かもしれないと思うならば、迷わず医師に相談しましょう。

出典:腸内フローラを改善!意外と知らなかった腸の影響

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